2010/07/12

介護の質と量

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待機者解消へ一歩…個室化推進、苦肉の策
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=23840

 こちらでも何度も取り上げていますが、介護施設に入りたくても入れない「入居待機者」の問題が深刻です。特に、低価格の特養(特別養護老人ホーム)の場合、申請してから入居まで1~2年待ちというのも珍しくありません。

 今回紹介するニュースも、この入居待機者の問題についてです。現在特養では、1人あたり8畳の部屋が基準となっていますが、これを6畳にしようとういうニュースです。つまり、利用できる高齢者を増やすために、1人あたりの部屋を小さくしようという試みです。

 これほどまで入居待機者が多く無かった時代、老人ホームと言えば環境が悪く、4人部屋が普通でした。中には狭い部屋に、10人もの高齢者が入っている場合もあったようです。その後、入居者のプライバシーや生活の質を高めるという観点から、個室が基本となりました。このような経緯があり、現在の特養の形となったわけですが、今度は予想以上に介護が必要な人が増え、今の個室では捌ききれなくなった、という現状があります。

 実家での暮らしと施設での暮らしを半分ずつにし、1つのベッドで2人入居できるようにするなど、現場ではさまざまな工夫がなされています。今後も介護が必要となっていく高齢者はどんどん増えていくでしょう。どのように対処していくか、難しい問題です。

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